バレンシア市最古参、「カエル軍団」
1909年9月6日創設。バレンシアCF(1919年創設)より10年も早く設立された、バレンシア市を本拠地とするクラブとしては最古参。1939年、スペイン内戦後にレバンテFCとヒムナスティコFCが合併し、現在のクラブが誕生した。
クラブカラーはグラナ色(濃赤)。愛称は「Els Granotes(カエルたち)」。
バレンシア・ダービー
同じバレンシア市を本拠地とするバレンシアCFとの一戦は「バレンシア・ダービー」として知られる。設立年ではレバンテの方が古いという、市内の対抗心を語る上で欠かせないポイント。
エスタディ・シウタット・デ・バレンシア
本拠地はエスタディ・シウタット・デ・バレンシア。1969年9月9日開場、収容人数は26,354人。2020年代前半には新屋根・新ファサード・VIPエリア・ミュージアム&レストランの新設など大規模改修が行われ、バリアフリー対応も強化された。
昇降格を繰り返す「エレベータークラブ」
1962-63シーズンに初のトップリーグ昇格を果たして以来、2003-04シーズン(40年ぶり復帰も即降格)、2006年、2010年、2017年と、繰り返し昇格・降格を経験してきた「エレベータークラブ」。2021-22シーズン終了後に2部降格し3シーズン在籍したのち、2024-25シーズンに2部優勝で通算6回目の1部復帰を果たした。2025-26シーズンがその復帰1年目にあたる。
現会長はパブロ・サンチェス(2023年9月就任)。特定の資本オーナーに依存せず、会員基盤の統治体制を敷いている。
クラブ史上のハイライト
クラブ史上最高成績は2011-12シーズンのリーグ6位。この成績によりクラブ史上初のヨーロッパカップ戦出場権を獲得した。同シーズンはホームでレアル・マドリードを破り、リーグ最多となる7連勝を記録して一時首位に立つなど、記憶に残るシーズンとなった。
監督:ルイス・カストロ
ポルトガル出身、45歳。ベンフィカのアカデミーでUEFAユースリーグ優勝を経験し、ジョアン・ネヴェスやゴンサロ・ハムスといった選手を育成した実績を持つ。その後ダンケルク(フランス3部相当、限られた予算ながらクープ・ド・フランス準決勝進出)、FCナント(2025年6月〜)を指揮した。
2026年夏、成績不振で途中解任されたフリアン・カレロ(2部優勝の昇格請負人だった)の後任としてレバンテに就任。契約は2027年6月まで。
チームのプレースタイル
① 分析的なアプローチ
明確なプレー原則に基づく攻撃的スタイルを志向。データや分析を重視する現代的な指揮官。
② 若手個の育成に定評
ベンフィカ時代の実績が示す通り、若手選手を実戦で伸ばす手腕に長ける。レバンテの多くの若手にとっても成長の機会となることが期待される。
③ 攻撃的な組み立て
リスクを恐れず前進する組み立てを志向し、昇格1年目のチームに新しいアイデンティティを植え付けようとしている。
直近の一戦:第1節 vs RCDエスパニョール(2026年8月16日、アウェイ)
結果は0-3で完敗。会場はRCDEスタジアム。ロベルト・フェルナンデスに前半のうちに2ゴールを許すなど、終始エスパニョールのプレスに苦しみ、決定機をほとんど作れないまま完敗を喫した。1部復帰1年目、厳しい船出となった。
15歳、育成組織の逸材がデビュー
2026年開幕時期、ラリーガ全体で10代の若手デビューが相次ぐ中、レバンテでも2010年生まれ、当時わずか15歳280日のマルク・サントスがフォワードとしてトップチームデビューを果たした。高校1年生に相当する年齢での公式戦出場は、ルイス・カストロ監督の若手起用方針を象徴する出来事として話題になっている。
選手名鑑の見方
Wikipedia・Transfermarkt・LaLiga公式をもとに作成(2026年8月時点)。生年月日が確実な情報源で裏取りできなかった選手(フセイニ・ナコハ等)は掲載を見送っている。
